京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

まんまるく光ってます

9月21日 火曜日

今日はなんとなく月曜日の気分ですが、実は火曜日でしたか。昨日の夜はやけに周囲が明るく感じたのですが、やはり中秋の名月の前日ということでした。かなり大きく、まるく空に浮かんでいたお月さん。写真を取ってみたんですけど、あまりうまくないのでアップせずにおきます。今晩もう一度挑戦しようと思っているのですが、今のところ曇りの予報ですね。今週は明後日もお休みのようですので、なんとなく気が緩んでおります・・・が、診療は慎重に・集中して行わねば。週末に積読本をさらに積んでしまったので、休日に取り掛かろうと思っています。それでは皆さんにも、良い1週間となりますように。

いつやるの・・・今でしょ

9月19日 日曜日

台風は北部を遠ざけて南部を進んでいるようです。大きな災害とならないとこを祈ります。さて、大阪で在宅療養患者さんに抗体治療を行うというニュースが流れていました。今でも空床がなく、そのような事をせざるを得ない状況なのでしょうか?その辺りの事も気になりましたが、入院していないという理由で必要な治療が受けられないのは困ります。それが解消されるのであれば喜ばしい事ですね。ちなみによく存じ上げている先生がテレビに映っておられました。さすがにアクティブな方だなと感心しました。急速に感染者数の報告は減少しているので、この連休も用心して過ごしたいものです。テレビでは、野党の党首の方が、今この時期にやるべきことは国会で感染症対策や経済対策を議論することではないかと訴えておられましたが、それは確かにその通りだなと思いますね。特に経済対策は持続的かつ急務に行わないと、コロナ禍とポストオリンピックの二重苦は相当な反動が来るのではないかと素人ながら心配です。世はデフレだと言われていますが、オリンピックが終わって消費がさらに冷え込むことが想像されます。そもそもデフレって、商品の価格がさがり給与も上がらないという困った状況なのですよね。価格が下がるというのはお金の価値が上がるということであり、需要が不足して供給が上回るという状態なわけです。逆にインフレの時には、供給を促す対策をしないと皆が恐れるハイパーインフレを防ぐことができないわけです。すなわち生産効率を上げて、消費を少し冷やしてやる対策が必要となります。市場をグローバル化に晒したり、消費税をあげたりするのがまさにその政策にはまってくると思うのですが・・・それって、この10年間にまさにデフレ下のこの国で行われていることと同じなのではないのかなと思います。さらに移民政策を取り入れると、賃金の上昇はさらに抑制されることが予想されます。デフレ圧力により傾くような政策を打っておきながら、「いくら金融緩和しても目標となる物価上昇率に到達しない」と嘆いているのは、ちょっと理屈としておかしいのではないのかな〜と考える休日の朝でした。素人の考えなのですが、古典的な理論を当てはめるとそのようになるのではないでしょうか。どこが間違っているのか、どなたか教えて欲しいな・・・。ま、門外漢の独り言は大概にしておかなければなりませんね、今日も1日みなさん良い休日をお過ごしください!

欠かせないコーナー

9月18日 土曜日

台風の進路が気になる朝です。どうやら南の方向を進んでいるようです。週末ですが、今日も一日がんばりましょう。さてと・・現在クリニックで定期購読している雑誌ですが、必ず読むところがあります。書評のコーナです。他にも愛読しているコレ↓

にも・・好きな書評のコラムがあります。古屋美登里さんという翻訳家の方の担当されているものですが、ヘヴィメタと全くなんの関係もない書物がいつも紹介されています(なんでどういう経緯でこのコーナーが始まったのか知りたいなと思っているのですが)。さて、冒頭の今週号の雑誌で目に留まったのは、小川公代先生の近刊「ケアの倫理とエンパワメント」という著書です。また機会があれば手に取ってみようと考えています。小川先生の講演は過去に一度お聴きしたことがあるのですが、”むむ、この話し方はおそらく関西人”と思ってちょっと経歴サーチしてみたところ・・やはりご出身は和歌山県のようでした。なんとなくスーッと話が腑に落ちてくる感覚は、やはり話し方とか方言とかそういった要素も多いのかもしれないなと感じたことなど思い出しています。この週末は連休になりますので溜まっているやりたいこと、こなしたいな〜。髪の毛もボサボサなってるし・・・。それでは皆さんも良い週末をお過ごしください!

これが解かな

9月17日 金曜日

週末になります。今朝は生暖かい空気が漂っていました。

さて、SNSで話題になっていた「病院での待ち時間問題」について少し書いてみます。きちんと予約を取って病院での診察に来ているのに、なんで1時間以上も待たされるのか?というような意味合いの投稿で始まったようです。誰にでも経験がありそうで、みなさんが感じていることだと思います。当院でも時に1時間を超える待ち時間が発生していると思います。そんなにしょっちゅうではないと思いますが・・。医師側からの言い訳は、そもそも受け持ちの患者さんの数が多いので、物理的に5分ごとに予約を取らないとその日の診察が終わらないとか、救急患者さんもいるのでとか、急に具合が悪くなる方に時間が取られたりなどなど、たくさんあると思います。この問題はなかなか一筋縄ではいかないだろうなと思います。予約時間があるのだから、その通り呼び出してもらわないと困るというのは、まさに正論です。病院も担当医もそれを実現するように努力しなくてはならないと思います。その上で・・・できない時もあるのだということも、少しご理解いただく必要があるかと思います。両者歩み寄って少しでも「時間通り」を実現できると良いのですが。海外在住の方からの投稿では・・・〇〇国では、外来で30分も待たされることなんてありませんよとのこと。そこで海外勤務の医師からの投稿・・・それは緊急性のない疾患の場合に、予約が1ヶ月先になったりしているシステムだからできるんですよ。数時間待って、その日のうちに診察が受けられるのか、数週間待って時間通りに呼び込んでもらえるのか、どちらが良いシステムだと思いますか?のお返事。そこに、他の医療関係者が一言、緊急患者が入って数時間待たされたとして、その日自分だけが損をしたと感じるかもしれませんが、いつあなたがその緊急患者になるのかもしれないのだからと考えるとある程度納得できませんか?という横槍が入っています。おおよそ国の違いによる実情はそんなところなのだろうと思います。肝心なのはその上で、病院や医師も、少しでも待ち時間を減らすような努力を怠ることなく注力するということなのでしょうね。ウチも頑張らねば・・・

人知らずして怒らず

9月16日 木曜日

朝から天気は良く空は澄み、空気が冷たいです。

さて、おそらくテレビでは政治家さん達のお話で持ちきりなのだと思います。昨日寝る前に眺めていたタイムラインで、過去に議員さんであり、今はタレント活動をされている方が某候補者にインタビューされている動画が流れてきました。その方いわく、候補者である政治家がことあるごとに、役人さんたちを怒鳴りつけて仕事をしていることを危惧して質問を投げかけられていました。立場の弱い人に向かって、大きな声で、強い言葉で叱責するのは良くないのではないかと。まあ実際には、強く指示しないといけない場面ももちろんあるのでしょうけど。私自身、色々な立場の方達と接する際に、十分に気をつけないといけないことだと再認識しました。インタビュワーの方、GJだったな。立候補してる政治家の人の心にも響いているといいのだけれど・・・。いずれにしても今は、大変貴重な、感染者数の谷間に差し掛かろうとしている時期なのですから、早く次に来るかもしれない波に備えた対策を考えていただく事を希望しています。

最近の推し

9月15日 水曜日

現在当院では、北部医療センターで研修されている先生の見学を受け入れています。研修とは言え、非常に優秀な先生がたばかりですから、こちらが教えてもらったり、刺激を受けたりしています。どうしても殻に閉じこもりがちな開業医の仕事に一陣の風を送り込んでもらっている気分です。学習意欲が湧きますので、私のためでもあります。個人情報保護については十分な配慮をして取り組んでおります。

さて・・最近の推しは、朝食のあんこクリームパンです。食パンを軽く温めて、バターとあんこと生クリームを塗りつけて食べます。スーパーでよく見かける、押し出すチューブ入りのものだと手軽で便利です・・・コレが、意外と甘さ控えめでなかなか良い。うちの人たちに教えてもらったのですけどね。時々レーズンとクリームにしたりしてみると、また朝ごはんが楽しみになります。ま、控えめとはいうものの、カロリーは結構でしょうから、どこかで差し引きしておかないと後で泣くことになりますけど・・・。

それではみなさん、今日も良い1日をお送りください。

一歩ずつ

9月14日 火曜日

朝は戸外がひんやりでした。もうそろそろ長袖の出番です。

さて、当院でもいく人かの感染症患者さんを診断してきました。感染後自宅療養されている方にも何度か接していますが、みなさんの知識が少しずつ向上してきていると感じることがあります。つい最近も、感染予防や自宅隔離のノウハウが身についてきておられるのだなと実感することがありました。感染者の数もようやくピークを超えてきたようです。ワクチン接種率も米国などの水準と並ぶようになりました。何となく明るい兆しもあるのだと思っています。こうやって私たちは新型ウイルスと対峙していく(克服していく)のかなという気持ちでこの混沌とした状況を過ごしている今日この頃です。色々としんどいことが多いですけど、なんとか乗りこえていきましょう!!

9月11日

9月11日 土曜日

午後から晴れていくという予報ですが、さてどうなるのか。今日はSeptember 11th.です。20年前に起こった出来事です。WTCビルにジャックされた2機の航空機が突っ込んだ映像はあまりにも衝撃的ですが、その後もペンタゴンの爆破やペンシルベニア州の飛行機墜落事故などもあった事を思い出します。それから、20年間にわたる戦争状態にアメリカは突入したわけですね。10年後に、首謀者だとされたアルカイダのリーダーは捕捉・処刑され、今年アフガニスタンから軍は撤退するということとなりました。まだまだ解決和平からは程遠い中東・世界情勢です。週末はちょっと昔の事件の特集などに目を向けてみようかなと思っています。

しかしですね・・・話は変わりますが、今一生懸命みなさんに接種しているワクチンです。打った後1−2日間しんどいことがありますよね。接種効果は多くの文献で確認されている優秀な薬剤ですが、これよく考えると、初めに臨床試験に参加した方達はとても不安だったのではないでしょうか。新規のmRNAワクチンを接種した後に、38度を超える発熱と倦怠感と頭痛を感じた被験者の方のその時の不安を想像すると・・・。コロナ禍の収束は一つにはこのワクチン接種率の向上にかかっているとも言われる立役者なのですが、こうした知らない人たちの献身による恩恵を被っているのですね。感謝しかないな。

それでは今日も・・・集中してお仕事をこなすこととします。皆さんも良い週末をお過ごしください。

ステロイドはお嫌いですか・・・?

9月9日 木曜日

朝から雨ですが、午後からは快方に向かう予定の今日の空模様。最近よく見かけるのが、ワクチンを嫌う”反ワクチン”と、それに対抗する”推進派”の議論です。それぞれの人の思いには、ある程度のグラデーションがあるでしょうから、二つのグループにまとめてしまうのも何だかな、ですが、一定の方向性をもつ人々がそれぞれに異なる意見を主にネット上で戦わせているというのが現実でしょうか。なかなか合意地点を見つけるのは難しそうです。SNSは双方向性のメディアとしては不向きなのかもしれませんね。私はもちろん推進派に入るのでしょうけれど・・・。

あの日お会いすることができなかった「脱ステママ」への手紙〜Buzzfeed.Newsの記事へのリンク

大塚先生の思いやりと優しさの溢れる記事です。

ちょっと考えてみようかな?と思われたら次にこれを読んでみられたらより理解が深まるかもしれません。

「必ず、減らす、止めるが目標です」ステロイドの塗り薬は、安全?危険?

ということで、今日は紹介記事2本をお勧めしておきます。みなさん良い1日をお過ごしください。

波間にやらんと

9月8日 水曜日

朝が暗くひんやりしてきました。夏も終わりです。

さて・・・感染症の波が引きつつある印象です。今やるべきことは、次に来るかもしれない波と、去年は流行しなかったけれど、今年は行動自粛の緩和により、大なり小なり診ることになるであろうインフルエンザとの併存した状況下に対して備えることではないかなと思っています。なので、早く次の人を決めてもらって、望まれる法整備や財政出動の議論をしていただかないと、またぞろ混乱の冬を招いてしまうのではないかと危惧しています。小さなクリニックにできることは限られていますが、備えていかねば・・と思っています。いかんせん、たった1人の医師と限られた物的人的リソースでできることはしれています。先の見えない、不安な日々はまだまだ続きますが、みなさんがんばりましょー  (^o^)/

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